みなさん、こんにちは。
今回は、月に一度楽しみにしている「いけばな」のお稽古のお話です。
日常の慌ただしさから少し離れて、植物とじっくり向き合う時間は、私にとって大切なリフレッシュのひととき。
……なのですが、今回のお稽古はいつも以上に緊張感たっぷり。
背筋がピンと伸びるような、ちょっぴりスリリングな時間になりました。
今回は、そんな奮闘の記録を綴ってみようと思います。
今回のお稽古は「お生花(おしょうか)」
今回挑戦したのは、伝統的な生け方である「お生花(おしょうか)」。
お生花は、植物が本来持っている生命感や自然の姿を大切にしながら、美しい“格”を作り上げていく生け方です。
自由花のように自由に表現するというよりも、
・枝の向き
・角度
・長さ
・空間の取り方
など、細かな決まりやバランスを意識しながら生けていくため、とにかく頭を使います。
でも、その奥深さが面白くて、毎回たくさん学びがあります。
そして今回の花材は、「リアトリス」。
まっすぐ伸びた茎に、紫色の小さな花がふわっと連なる、とても美しいお花です。
凛とした立ち姿が印象的で、今回はこのリアトリスだけを使った“一種生け”に挑戦しました。
使う本数は、全部で9本。
これがなかなかの難題でした……!
予備なしの9本勝負。漂う緊張感
お生花では、5本・7本・9本といった奇数で構成することが多いのですが、本数が増えるほど全体のバランスを整えるのが難しくなります。
9本ともなると、かなりの存在感。
しかも今回のお稽古は、配られたリアトリスが“ちょうど9本”。
つまり——予備なしの一発勝負です。
これが本当に緊張するんです。
ハサミを入れる位置を間違えたら後戻りできない。
「ためる」ときに力加減を誤れば、ポキッと折れてしまう可能性もある。
リアトリスは見た目以上にしっかりした茎なのですが、そのぶん変な力を入れると危険で、終始指先に全集中でした。
「この長さで大丈夫かな……」
「この角度、全体で見たとき綺麗に見えるかな……」
頭の中で完成形をイメージしながら、1本1本慎重に向き合っていきます。
予備がないというだけで、こんなにも緊張感が変わるのか……と改めて実感しました。
完成したものの……今回は大反省
先生にアドバイスをいただきながら、なんとか時間内に9本すべてを生け終えることはできました。
……が!
今回は、残念ながらブログに載せられるような完成度にはならず……(涙)。
写真は撮ったものの、「これは自分の記録用かな……」という仕上がりでした。
お生花ならではの“格”に合わせる難しさ。
9本全体で空間を作るバランス。
そして予備がない緊張感。
その全部に押されてしまい、どこかぎこちない作品になってしまった気がします。
お花そのものは本当に綺麗だっただけに、もっと魅力を引き出してあげたかったなぁ……と反省。
でも、こういう「うまくいかなかった経験」も、お稽古の大切な一部なんですよね。
上手くいかないからこそ、次が楽しみ
毎回完璧にできたらもちろん嬉しいけれど、
思うようにいかないからこそ、
「次はもっとこうしてみよう」
「今度はもう少し自然な流れを作りたい」
そんな気持ちが生まれて、次へのモチベーションになります。
何事も、一歩一歩の積み重ね。
今回は少し悔しい結果になりましたが、それでも月に一度、植物と真剣に向き合えるこの時間は、やっぱり特別だなぁと感じました。
次回のお稽古では、もう少し納得できる作品が生けられるように頑張りたいと思います!
みなさんは最近、何かに集中して“緊張した瞬間”はありましたか?
それでは、また次回のブログでお会いしましょう!


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