【いけばな勉強会】“いけばなの根源”に触れる1日。池坊展で感じた「花の力」

生け花

みなさん、こんにちは。

今回は、5月23日に足を運んできた、とても特別で贅沢な「学びの1日」について綴りたいと思います。

この日訪れたのは、こちらの花展。

「いけばなの根源 池坊展 ― 花の力 ―」

月に一度のお稽古で、日々いけばなを学んでいる私ですが、
今回は「もっと本物を見て学びたい」「たくさんの作品に触れて目を養いたい」という思いから、勉強のために行ってきました。

会場に入った瞬間から、花が放つエネルギーと伝統の重みに圧倒されっぱなし。
とても刺激的で、心が満たされる時間になりました。

今回は、その感動を記録として残しておこうと思います。


会場に広がっていた、圧倒的な“花の力”

今回のテーマは、「花の力」。

その言葉の通り、会場には全国の華道家のみなさんによる素晴らしい作品がずらりと並んでいました。

まず驚いたのが、会場全体の“空気感”。

一歩足を踏み入れた瞬間から、普段とはまったく違う静かな緊張感と、美しい世界観に包まれていたんです。

作品ひとつひとつが放つ存在感が本当にすごくて、
広い会場の中でも、どの作品も空間をしっかり支配しているような感覚がありました。

花一輪、枝一本に至るまで丁寧に計算されているのに、同時に植物本来の生命力も感じられる。

その絶妙なバランスに、ただただ見入ってしまいました。

普段のお稽古では、
「どう生けよう」
「どう形を整えよう」
と、自分のことで頭がいっぱいになってしまうこともあります。

でも展示されていた作品たちは、まるで植物自身が自然にそこに存在しているようで、とても伸びやかで美しかったんです。

“無理に作っている”感じがなく、植物の魅力がそのまま引き出されているような感覚。

まさにテーマ通り、「花の力」を全身で感じる空間でした。


勉強だからこそ、じっくり観察

今回は“勉強”も兼ねていたので、いつも以上にじっくり作品を鑑賞しました。

特に最近、自分のお稽古で苦戦していた伝統的な生け方の作品の前では、かなり長時間立ち止まっていた気がします。

枝の“ため”による美しい曲線。
空間の取り方。
器との調和。
本数が多くても重たく見えない絶妙なバランス。

どれも本当に勉強になることばかりでした。

「この角度で見せるとこんなに綺麗なんだ」
「この余白の作り方、すごい……!」

そんなことを考えながら、心の中ではずっとメモ大会状態。

作品解説を読みながら見ていくと、作者の方がどんな想いで生けたのかも伝わってきて、さらに作品への見方が深まります。

やっぱり、本物を見ることでしか得られない学びってあるんだなぁと改めて実感しました。


美しいものに触れることは、次への力になる

たくさんの作品を見て、たくさん刺激を受けて、会場を出る頃には心地よい興奮でいっぱいになっていました。

最初は「勉強のために行こう」と思っていたのですが、
気づけばそんな“勉強”という感覚を忘れてしまうくらい、

「いけばなって本当に素敵だな」
「もっとお花と向き合いたいな」

という気持ちで満たされていたんです。

もちろん、今の私の技術では、展示されていたような素晴らしい作品をすぐに生けられるわけではありません。

でも、「綺麗だな」「格好いいな」と心が動いた経験は、きっとこれからのお稽古に繋がっていくはず。

そう思うと、今回この花展へ足を運べたことは、とても大きな財産になった気がします。


次のお稽古へ向けて

月に一度の大切なお稽古の時間。

次回からは、今回見てきた作品たちを思い出しながら、
もっと植物そのものを大切に感じながら向き合っていきたいなと思います。

美しいものに触れる時間って、やっぱり大事ですね。

たくさんの刺激とエネルギーをもらえた、5月23日の大切な記録でした。

みなさんは最近、「心が震えるような美しいもの」に出会いましたか?

それでは、また次回のブログでお会いしましょう!

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