4月18日のお稽古の記録です。
今回は池坊の「生花(しょうか)」にじっくり向き合い、「正風体(しょうふうたい)」と「新風体(しんぷうたい)」、二つのスタイルに挑戦しました。
伝統の美を感じる「正風体」
まずは、伝統的な様式美を大切にした正風体から。

使用花材:
アルストロメリア、菊、アレカヤシ
ポイント:
草木が本来持つ“出生(しゅっしょう)”を意識しながら、格調高く生けました。
アレカヤシのしなやかな広がりを活かしつつ、全体の調和と品格を意識しています。アルストロメリアの華やかさと菊の落ち着いた存在感が、美しくまとまりました。
感性を広げる「新風体」
続いて、現代の住空間にも馴染む自由な表現が魅力の新風体です。

使用花材:
アルストロメリア、菊、セキショウ
ポイント:
こちらは、セキショウのシャープなラインを活かし、空間の動きやリズム感を意識して生けました。
アルストロメリアの柔らかな華やかさと、菊の安定感との組み合わせによって、すっきりとした中にも個性を感じられる作品になりました。
まとめ
同じアルストロメリアと菊を使っていても、合わせる花材や様式が変わることで、まったく異なる表情が生まれる――。
改めて、生け花の奥深さを感じるお稽古となりました。
春の瑞々しさに触れながら、心まで整うような、とても贅沢な時間でした。


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